サタデースクール:2018年12月1日 ★イスラエル★
2018年 12月 09日
みなさん、こんにちは。
いよいよ今年最後のサタデースクールです。
今日の国はイスラエル、先生はセリアさんです。

イスラエルって、どこでしょう?
まずは地球儀を使って、みんなで探し当てました。

そう、中東にある国です。
首都エルサレムは、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など
さまざまな宗教の聖地とされる重要な場所。
中でもセリアさんは、ユダヤ教の信者でいらっしゃいます。
そこで、この季節の大切な行事「ハヌカ」が、
今回の授業のテーマでした。
ユダヤ教の「ハヌカ」は、
キリスト教でいうと「クリスマス」が近い行事です。
クリスマスは日本でもおなじみですから、
セリアさんはクリスマスと比較しながら、
ハヌカをわかりやすく紹介してくれました。
まずは、ハヌカに欠かせない、キャンドル「ハヌキア」の紹介。
お手伝いにいらした、イスラエル大使館のイリットさんも
一緒に説明してくれましたよ。

ユダヤ教の伝説にちなみ、9本のキャンドルを灯します。
1本のキャンドルはリーダー(種火)だそうです。
リーダーをのぞいて1日1本ずつ火を灯し、
8日目に全部の火が揃います。

ユダヤ教にとって「8」は特別な意味があるそうで、
子供たちもハヌカではプレゼントが
「8」個ももらえるそうです!
それを聞いた生徒さんたちは「いいな~」の大合唱。
用意するお父さんやお母さんは大変ですね・・・笑。
そして今回の目玉企画はこちら、
「ハヌキア」を工作で作ってみることに!
材料は、こんなかんじ。

木の板、マジックペン、瓶の王冠、ろうそく、画鋲です。
木の板に、瓶の王冠の配置を決めて糊付けし、
その王冠に画鋲を糊付けします。
画鋲にロウソクを刺し、
木の板をペンでデコレーションしたらできあがり。
配置も自由で、リーダーのキャンドルを特別扱いする、
ということ以外はデコレーションも自由。
なので、個性的なハヌキアがたくさん生まれました。

今回はおやつもハヌカにちなんでいます。
ハヌカに欠かせない食べ物、それは「ドーナツ」です。

みなさんでおいしくいただき、大人気でお代わりの行列ができました!
実はセリアさんはプロのミュージシャンで、
ハヌカの歌も披露してくださいました。
工作に、おやつに歌に。
ハヌカをたっぷり味わった1日でした。
セリアさん、トダー(ヘブライ語でありがとう)!
▲ by fchiyoda | 2018-12-09 02:16